釣れるルアーってなんでしょうか?
かれこれ20年ほどバス釣りやっていますが、いまだによくわかりません。
おもうこと
そこに魚がいて、アタックする気まんまんであれば、棒切れにフックがついていればつれます。
条件さえそろえば、どんなルアーでも釣れるんだと思ってます。
でも、「良く釣れる」と言われているルアーはあります。
言われているというのは、メディアに取り扱われていたり、みんなが言っていたり、していることです。
それはあっているのでしょうか。
マスメディアに踊らされるべからず!
まず、雑誌などのマスメディアで紹介されているルアーは本当に釣れるルアーなんでしょうか?
プロといわれる釣り名人が紹介しているルアーというのは、自分自身が開発者であったり、スポンサーとしてお金が動いていたりしているため、宣伝の要素が高いと思います。
ただ、開発している人たちは、特定の条件下の元で自分が思ったような動きや、使い方をしたいという思いを込めて開発しているわけで、その「特定の条件下」が広かったり狭かったりします。
そのルアーのコンセプトを理解して使えば、使いやすいルアーである可能性が高いです。
あと、自分と関係がないルアーをたまに紹介しているルアーは、きっとかえが利かない本当によいルアーの可能性が高いです。
可能性というのは、知らないとわからないのですが、メーカーの垣根を超えて師弟関係などがあることがあるため、お互いに補完しあっているという事もあるからです。
わかりにくいですね。
じゃあ、口コミで良いといわれるルアーが良いのか?
何をもって「良い」というのかといえば、釣れるからですよね。
でも、釣れるときって、他のルアーとどうやって比較しているのでしょうか。
例えば、ルアーチェンジして釣れたっていうのは、本当にルアーをチェンジおかげで釣れたのでしょうか?
多分違いますよね。ルアーでの釣りって、百発百中で釣れることなんてありませんから。たまたまの可能性があります。
同じタイミングで、同じ条件で、違うルアーを投げることなんて、ほぼ無理ですから。(複数人と一緒に釣りをすると可能ですねー)
1つだけ法則があります。
多くの人がたくさん投げれば、それだけ数は釣れるんです。確率でいうと低い可能性があってもです。
数が釣れるルアー、すなわち良く投げられているルアー。すなわち、人の購買欲をかきたてるルアー=人を釣るルアーです。
みんなが釣れるといっている、よく売れているルアーだからといっても、良いルアーでない可能性は十分あるという事です。
自分的結論
自分が考える良いルアーというのは、「釣れる確率が高いルアー」であり、釣れるまで「使い続けることが楽なルアー」なんだと考えています。
それは人それぞれ違うんだと思います、キンキンのロッドに伸びの少ないラインとダルダルのロッドにノビノビのラインでは、ルアーの動きさえも異なるのですから。
タックルやスタイルごとに、良いルアーは違ってくるんだと考えています。
それでも真実はあります。
時がたち、流行がさっても残っているルアー。10年20年たっても残っているルアーは本物です。
そこまで待てるのかといえば、待てない。
良いルアーを探し出すことこそルアーフィッシングの楽しみなんだと自分は思います。