毎年年始に同窓会のようなことをやっているのだが、釣りの話になって思い出したのでカキコ。
かれこれ、約40年前のこと(年齢バレてしまいますがw)。
小学生の自分は、釣りキチ三平の影響で近所のため池で釣りを始める。
あの頃、小中学校の男子は必ず野球と釣りをしたことがあるんじゃないだろうか。
小学生の行動範囲で釣具を売っていたのはダイエー。
たしか、ラパラのプラグがショーケースで売られており、高嶺の花だったと思う。ダイワのスプーンやプラグなんかが売っていた。どこのワームだったかわすれたが、ワームもあったんじゃないかな?
そんな時代。
ネットもないので、奇妙奇天烈なプラグをみて、こんなんでつれるの?と、ドキドキワクワクした記憶がある。
初めて手にしたルアーはフロッグ。
近所のため池で雷魚が釣れるという事で、自転車で見に行った。
たしかに、雷魚が息継ぎのためプカプカういていた。
貯金をはたいて、だるんだるんの重たいロッドとスピンキャストリールを買って、足げく通った。
フロッグ1つ、足がもげるまで使い続けた。
あのころは、障害物に引っかかると、泳いで取りに行ったもんだw
ほとんど知識がない状態で、隣のクラスのあいつは釣ったことがあるとかないとか。蜂に追いかけられたり。怖い兄ちゃんたちに絡まれたり。いろんなことがあった。
たしか、何度も釣りに行ったが、喰うことはあっても、結局自分たちは雷魚を釣ることができなかったはず。
そうこうしていると、隣の隣の町に行く途中のため池でブラックバスがつれるという話を聞いた。
釣り仲間と自転車で遠征を繰り返したが、今思えば「そら釣れんわ」といったことばかりやってたと思う。
たまに会う、サングラスのかっちょいい兄ちゃんにタックルボックスを見せてもらってドキドキしてた。
結局一番仲良くなったのは、ヘラ師のおっちゃんで、ヘラブナ釣りを会うたびに教えてもらい、ウキを3人とももらった記憶がある。
大人になった今ならわかるが、よくもまあ小生意気でうるさいガキンチョに丁寧に教えてくれたのは、本当に頭が下がる。
その後、中学生になると、部活に入り、釣りに行く機会はなくなる。
たぶん、親が釣りをしていたのなら少しは違ったのだろうが、釣り道具一式は押し入れにしまい込んだままになる。
そして、大学生になり、知り合った友達がバス釣りをしているという。
夜中、浜大津や雄琴に釣りに行くというので、ついて行っては見物していたが、なぜか自分で釣りをすることはなかった。
ある日、本屋に行くと「釣りキチ三平」が表紙の「バス釣り入門」というムック本が目に入った。
手に取って中を覗いてみると、「テキサス」とか「キャロライナ」とか、知らないカタカナがてんこ盛りw
今では当たり前だが、これまでイラストでしか見たことのなかったリグやワームが写真で開設されており、子供のころに見ていた好きだった図鑑のようだった。
翌日からは、釣り道具を実家から引っ張り出し、本に書いているワームを1つづつ探しては、釣れるまで1つ1つリグをためして釣っていた。
ビギナーズラック?(正確にはビギナーではないのだろうが)で木浜5号水路で1発目に釣ったのが50UP。
今の琵琶湖で50UPは特に驚かないが、あの当時の50UPはまさにランカー!
ここから、バス釣りにドはまりするわけです。。。
いまおもえば、すでに釣りを始めて約40年。にもかかわらず、ベテランの域には達していないw
まぁ、趣味だから。自分のなかの楽しみだから、いいんですけどね!